老後の蓄えを増やすためにも、若いうちからiDeCoを活用しましょう。

老後の資金づくりにはiDeCoがオススメ

IDECOと書かれたオブジェクト

老後の生活を考えると、少しでも蓄えが多いに越したことはありません。
もちろん毎月の給与を銀行口座に入金して貯蓄を積み重ねることも有効的ですが、「確定拠出年金制度」を活用して将来的に貰えるお金を“投資”する方法も注目を集めています。

 

iDeCoとは

有識者の間で続々と利用が広まっているのが「iDeCo」です。
iDeCoとは、個人で費用を捻出する確定拠出年金のことで、若いうちから積み立てていくと、将来的には年金と似たような仕組みでお金を受け取ることができます。

 

国から受け取れる老齢給付金とは別口で受け取れるお金ですので、老後の生活に余裕を持たせたいと考える若者を中心に注目を集めている制度です。
iDeCoは主に「元本確保型」と「元本変動型」の2種類から自分の求める資産形成の形に併せて選択できます。

 

iDeCoを支える2種類の投資

お金のマーク

iDeCoに対する理解を深めるために、具体的にiDeCoとして展開されている商品を確認していきましょう。

 

「元本確保型」と「元本変動型」という2つの分類にカテゴライズして、商品の種類とメリット・デメリットをご紹介いたします。

 

元本確保型

「元本確保型」は、iDeCoに投資した資金(元本)が、投資の結果によりマイナスにならない商品を指します。
決められた金利により安全に資金を増やせる「定期預金」と、終身保険などの貯蓄性の高い「保険商品」が元本確保型の代表的な商品です。

 

メリット・デメリット

メリットは「元本が保証されている」という点です。商品の種類から見ても、比較的利益の変動の幅が低いものばかりで安定性があります。
一方で大幅に資金が増えるタイミングがあるわけではないため、「短期間で莫大な利益は得られない」というデメリットを理解しておかなければいけません。

 

元本変動型

「元本変動型」は、iDeCoに投資した資金が、投資の結果により大きくする可能性があるタイプの確定拠出型年金です。
代表的な商品として「株式投資」や「債券投資」といった“投資信託”が挙げられます。
元本変動型=投資信託を活用した資金運用と考えても良いでしょう。

 

メリット・デメリット

メリットは「運用の仕方次第では大きな利益を生み出せる」という点です。株式の場合は所有するだけで株主優待や配当金を受けることもできます。
一方で、投資先の経営不振が起これば「思ったように利益が出ない」恐れもあり、リターンが減少する可能性も否定できません。
リスクとリターンをしっかり計算しなければいけない投資方法です。

 

 

早いうちから行える資金づくり

iDeCoは個人で行える資金づくりの方法です。
先行きが分からない世の中で老後に不安を残さないためにも、働き盛りのうちからしっかりと計画を立て、資金を確保するiDeCoの活用を検討しても良いのではないでしょうか。