巨額を稼ぎながらも破産するメジャーリーガーのパターンをご紹介します。

メジャーリーガーの破産率が高いって本当?

メジャーリーグの球場

メジャーリーガーの破産率は、一説によると引退後5年以内に60~80%におよぶとも言われています。
信憑性が高い統計データは存在しないですが、野球で大成功しているにも関わらず引退後に破産した選手が多数いるのは事実です。
ここ最近で有名な事例ではメジャー216勝を記録したカート・シリング投手の破産事例があります。
メジャーリーガーの破産率が高い噂の真相について調査した結果をご覧ください。

 

破産する元メジャーリーガーの2種類のパターン

破産する元メジャーリーガーには、引退後の生活費を稼ぐためのビジネスで失敗するケースと、資産運用で失敗するケースの2パターンがあります。
どちらにも共通して多く見られるのが起業による失敗です。メジャーリーガーは学生時代から野球一本で勝負していたので、現役を引退してから野球以外で良い環境の会社に就職するのが困難です。
また、長年チヤホヤされてきた環境から高いプライドを持っている人が多く、上司・部下による縦社会が構築された一般の会社員という環境を嫌がる人が多くみられます。
その結果、会社員として雇用されるのではなく、自ら事業を起こしてビジネスで失敗するのがよくある破産のパターンです。

 

大成功したスポーツ選手は何をやってもうまくいくと過信してしまう

野球ボールとグローブ

メージャーリーガーは努力だけでなれる職業ではなく、元メジャーリーガーは全員が卓越した野球センスを持っています。
もちろん、人1倍の努力をしている選手もたくさんいますが、野球を始めた当初から少年野球チームの中で圧倒的な実力を持つズバ抜けた存在として注目され続けているものです。

 

結果的に「自分は何をやっても人より良い結果を出せる」、「ハイレベルのメジャーリーグでは衰えによって引退せざる得ない状況になったけど、一般人相手のビジネスなら負ける気がしない」など高い自信を持っています。
しかし、野球とビジネスは全くの別物なので、過剰な自信は命取りになります。慢心によってしっかりビジネスプランを立てない中で起業しても成功する確率は低いですし、高い野球センスを活かしてレベルの高い環境で野球を仕事にしてきたメジャーリーガーは、ごく普通の一般従業員を教育するノウハウを持っていないものです。

 

こうした自信や慢心による失敗はビジネスだけではなく投資でもよく見られます。
本来なら一生働かなくても食べていけるだけの資産を築いて引退した一流選手でも、軽い気持ちで投資に手を出して莫大な資産を短期間で溶かすケースが多いです。

 

そもそもメジャーリーガーは、選手向けの充実した年金制度があり、10年以上メジャーリーグで活躍して一定の成績を残せば、最高で年間21万ドル(約2,200万円)の年金を受け取れます。
年金受給年齢は62歳からですが、希望すれば45歳から前倒し(受給額は減少)で受け取ることも可能です。日本人メジャーリーガーではイチローや松井秀喜が満額受給の権利を得ています。

 

転落人生のイメージ画像

一流選手は引退してから働いたり資産運用しなくても、不自由なく生活できる財力を持っていますが、現役時代の生活水準や遊び方を求めて投資に手を出して失敗する事例が多いようです。
起業や投資に限らず、元メジャーリーガーは自分のことを過信して安易な投資を行った結果、莫大な資産を溶かしたり借金を抱えて破産への道を歩んでしまうのでしょう。
どれだけ天才肌の持ち主であっても、正しい知識を持たない中で投資に手を出すと失敗します。こうしたメジャーリーガーの破産事例を反面教師にして、投資やビジネスへ出資をする際は正しい知識を身に付けてから冷静かつ慎重に投資判断してください。